一進一退が続いていた稀勢の里。
8日目玉鷲に一方的に敗れたことで、
9日目は明暗を分ける重要な一番でした。
そんな中迎えた栃ノ心戦。
大関を真っ向から寄り切りきる相撲。
今場所一番の内容だったのではないでしょうか?

ここまで白星が先行していましたが、
攻めきれず土俵際の逆転が多く、
力強さはあまり感じていませんでした。
そんな中ようやく出た左四つから攻めての白星。
下半身の粘りや感もだいぶ戻ってきたような気もします。

毎日大きな声援を受けている稀勢の里ですが、
一方で厳しい意見が多かったのも事実。

そんな中見ていて思うのが、中途半端な相撲ファンほど、
進退云々言っているような気がするのは私だけでしょうか?

繰り返される、「相撲界人気の上がり下がり」
を見てきている相撲ファンは知っています。
古くは栃若から始まり、千代の富士や貴乃花など、
大衆のヒーローこそが、相撲人気の土台を支えていることを。

初日、稀勢の里に注がれた声援と拍手を聞いて改めて思いました。
彼こそが21世紀の相撲界の大衆のヒーローだったのだと・・・。

朝青龍や白鵬、彼らは偉大な横綱ですが、
貴乃花引退後、相撲ファンはずっと日本人のヒーローを
待っていたのではないでしょうか?
だからこそ、ボロボロの魁皇を諦めきれず、
琴奨菊や栃煌山に期待し、豪栄道の将来を夢見て、
入門したての遠藤に未来を託したのではないでしょうか?

前回のブログでも書きましたが、
稀勢の里にはまだやり残したことがあります。
ここで消えるわけにはいかないはず。
厳しいことを言うようですが、今日の栃ノ心は手負いの大関。
ここからが本番!

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